今回は俳優の麿赤兒(まろ あかじ)さんについて。
麿赤兒さんといえば、タランティーノ監督の『キル・ビル Vol.1』では、やくざの親分役で出演するなど数々の作品に出演されていて有名ですね。この顔見たことある!という方も多いのではないでしょうか?
また舞踏集団・大駱駝艦(だいらくだかん)を主宰して舞踏を「BUTOH」として海外に広めている舞踏家でもあります。
実はご家族にも活躍されている方がいらっしゃるようなので調べてみました。
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麿赤兒の息子は大森南朋?画像あり。
麿赤兒さんは1943年生まれの石川県出身。
本名は大森宏といいます。
早稲田大学を中退して芸能の道に進まれたようですね。
調べてみると、息子が2人いるとのことでした。
◆実力派俳優・大森南朋は麿赤兒の息子
映画では『殺し屋1』『さよなら渓谷』『アウトレイジ 最終章』などで確かな存在感を放ち、ドラマ『ハゲタカ』でもよく知られている大森南朋は、その渋い風貌と抜群の演技力によって当代きっての演技派俳優としての地位を確立している。
しかし、実は俳優/舞踏家である麿赤兒の息子で、二世俳優という立ち位置。よ~く見ると、顔がとても似ている。大森自身、出演作が非常に多いため、二世というイメージは少ないのではないだろうか。
苗字が違うので全く知らなかったのですが、あの有名俳優の大森南朋(おおもりなお)さんが息子さんだったんですね!
確かに二世俳優というイメージは全くなかったです。
顔は言われてみれば確かに似てますね。
2人の関係が垣間見れるこんなエピソードもありました。
舞踏家で俳優の麿赤兒(75)が13日、「第一回 種田山頭火賞」を受賞し、都内で行われた授賞式に出席した。
創業140年の出版社、春陽堂書店創設の賞で、信念を貫いた生き方で多くに感動を与えた人を顕彰するのが目的。登壇した麿は「身に余る光栄なのか、十字架を背負ったのか分からないが、ありがたく背負って参ります」とあいさつ。
息子2人にも受賞を報告。次男で俳優の大森南朋(46)からは「賞のことは伝えたんですが『いま忙しい!』と返された」といい、「長男(映画監督の大森立嗣氏)は今日ここに来る、とか言ってたんですけどね~。オヤジのことには関心がないようです」と照れくさそうに苦笑した。
なんとお父さんの受賞に対してまさかの塩対応(笑)。
ただ、仲が悪いわけではなく本当に忙しいだけだったようで、インスタでしっかり祝福されていたそうです。
この一連の流れを受け、大森は自身のInstagramを更新。授賞式の記事の画像とともに「親父 おめでとうございます」と父である麿を祝福した。
麿が語っていたやりとりに関しては、実際に多忙過ぎたようで記憶にない様子だ。それでも「オレ 忙しいかったみたいで失礼致しました」(原文ママ)と詫びると、フォロワーからは「素敵な親子だと思います」「そんな対応する南朋さん好き」とすかさずフォローが入っていた。
やりとりから仲の良さが伝わってきますね。
ちなみに大森南朋さんは麿赤兒さんの次男になります。
実は長男の大森立嗣(おおもりたつし)さんは映画監督として活躍されていました。
ブルーリボン賞の監督賞も受賞されているようですね。
俳優、助監督を経て1995年、長編映画「ゲルマニウムの夜」で監督デビュー。
2010年「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」、2011年「まほろ駅前多田便利軒」、2013年「ぼっちゃん」など、社会の隅で生きる人々を描いた映画を製作し、高い評価を受けています。
父と2人の息子がみんな映画の世界で活躍できるなんてすごいですね。
だったらみんなで同じ作品にでれば楽しそうなのにと思ったら、なんと既に共演されていました!
ちなみに大森立嗣監督の映画には、麿赤兒さんがちょくちょく出演してます。
実は大森映画の常連なのです・・・
親子、兄弟共演もしていて、映画「まほろ駅前多田便利軒」「まほろ駅前狂騒曲」では、監督が大森立嗣さんで、麿赤兒、大森南朋さんともに出演しています。
まさに映画ファミリー!素敵ですね。
ちなみに麿赤兒さんは大森南朋の奥さんである女優の小野ゆり子さんとも共演されているそうです。
麿赤兒の嫁(妻)は誰?
麿赤兒さんの奥さんについては、一般の方ということもあって情報がほとんどありませんでした。
麿赤兒さんとはかなり以前に離婚されているようですね。
麿赤兒さんと大森南朋さんは一緒に暮らしていなかった事が分かりました。
何故かというと、大森南朋さんが幼い時に大森南朋さんのお母様と麿赤兒さんが離婚。
そして母親が親権を取って育てていたため、二人は離れて暮らしていたんです。
大森さんは子供の頃は貧しい生活を送っていたそうです。
麿赤兒さんは若い時にかなり借金があったという話もあり、色々と家族関係も大変だった様子がうかがえます。
奥さんはそんな中でも息子さんを立派に育てられたのですね。。
色々とあった中で過去を乗り越え、今では仲良く活躍されている麿赤兒ファミリー。
これからもどんどん活躍してほしいですね。